写真スポットとして人気のある「プーンタノン」(Peung Tanon)
不思議で巨大な岩が散乱しているカンボジアの自然観光スポットです。
そんなプーンタノンへの行き方や現地の様子をご紹介いたします。
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①プーンタノンの概要
プーンタノン(Peung Tanon)はシェムリアップから北へ約60kmほどの場所にある観光スポットです。
不思議な形の巨大な岩が散乱しており、写真映えすることからSNSなどで話題になり人気になった場所です。
アンコール遺跡群のような大きな建物があったり、美しい彫刻があるわけではなく、自然の風景・景色を楽しむ場所ですね。
シェムリアップから片道約2時間程度で日帰りで観光することができます。
※クメール語表記は以下の中のどれか。どの表記も見かけた…正解分からず
「ពើងតានាន់」、「ពើងតានន់」、「ពើងតាណន់」
②プーンタノンの入場料
プーンタノンへは現在入場料は必要ありません。(2020年7月)
バイクの駐車料金が2000リエル
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③プーンタノンへの行き方
プーンタノンの位置はGoogle Mapでも確認することができます。
2,3個似たようなのが出てきたりするうえに、詳しい場所も曖昧だったりしますが
だいたいこの辺りを目指していけば現地で何とかなります。苦笑
道順としては非常にシンプルで簡単です。
迷うような別れ道もなく道なりに進めば大丈夫です。
ですが、問題なのが道のコンディションが悪いのです…
もう2020年だしキレイに舗装されてるかなと思ったのですが、全くでした。
一度は整備されたのかもしれませんが、崩壊後の凸凹道でした。
行きしはアンコールトムの上の方からまっすぐ北上する道を通りました。
アンコールトム周辺を抜けた辺りからもう道が壊れ始めてましたね。
コンクリートも一部は残ってるんですが、途中で穴があいていたり
真ん中1メートルくらい残して両端はもう砂利になってるとか多かったです。
道中は基本的に何もないのですが、道沿いに住んでいる方はけっこういるようで、
途中で水を買ったりガソリンを入れたりはそんなに困らないかと思います。
途中からは多少なりとも残っていたアスファルトもほとんどなくなり、凸凹がよりいっそう増えました。
ただの砂利道だったらまだいいんですけど、異様に凸凹なんですよね…
身体的にも精神的にもなかなか疲れました。
アスファルトをいじめたと思われる大きなトラックもよく走っていました。
何を運んでいるのか分かりませんが、すれ違いざまにはかなり砂埃が舞います。
※写真ではあまり凸凹してませんが、ひどい場所は写真を撮ってられなかったので…
交通手段は安全性から言うと車の方がよいと思いますが、バイクの方が小回りが効くのでまだ走りやすいかもしれません。といっても正直どちらもおススメはできません。
プーンタノンに近づいてくると、案内の看板が立っていました。
この看板があるところを右側へ曲がって、案内に記載があるようにあと7㎞ほど進めば到着です。
※ここに来るまでにもう一つ分かれ道がありましたが、そこも同じような看板が立っていて道は右側です。
・帰りは違う道を通ってみた
帰りは途中から別の道(PuokからAngkor Chumの方へ続く道)を通りました。
こちらの道はコンディションよく凸凹もなかったです。
途中からなのでどこまでコンディション良い道が続くか分かりませんが、こちらの道の方がいいかもしれませんね。
Google Mapだと行きに通った道の方が主要道路っぽく幅も広そうなんですけど、イメージ的には全く逆でした。帰りの道の方が広くキレイでした。
④駐車場から山道を歩いて行こう
駐車場付近には屋台がいくつか出ていました。
水やジュースから鳥焼きなど売ってました。
入場料は必要ありませんが、バイクだと駐車料金が2000リエル必要です。
麓には寺のような建物があります。
その奥から山道を10分程度歩きます。
この山道は右からでも左からでも行けます。
道中にも岩が点々としています。
なんかクバールスピンアンみたいだなあと思いながら歩いて行きます。
広場に出てからの岩はほぼ何も描かれてないのですが、山道の途中の岩々には落書き、と言ったら失礼ですね…何か描かれているものも多かったです。
岩の中に石が埋まってます(こういうなん何て言うんでしょう、地層?)
こういうなんも広場に出てからはあまり見なくて、巨大岩群とこの辺りの岩は少し質が違うような気がしました。
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⑤不思議な巨大岩が立ち並ぶプーンタノン
山道を抜けると広場のようになっており、奇妙な巨石群が現れます。
不思議な形やバランスの岩々があります。
時期によって草が生い茂って花が咲いていたり、そうでなかったりするそうです。
草がもしゃもしゃしてるので、肌の露出は控えて長ズボン・靴で来た方がよさそうです。
影もほとんどありません。
山のような少し高いところにあるので、景色がよいです。
プチ・プレアヴィヒアの崖のような場所もありました。
この岩、ドラゴンの顔のようにも見えませんか?
これは「風の谷のナウシカ」にでてくる「オウム」が歩いてるように見えた。
現実の牛も数匹ウロウロと草を食べていました。
こんな感じでほぼ以上なんですが、案内の看板には滝の写真があったり、
テントを張ってキャンピングみたいなこともできるそうなので、もっと別の場所もあるのかもしれませんね。
以上、いかがだったでしょうか。
道はわるいですがお時間ある方、巨大岩の「プーンタノン」見に行ってみてくださいね。
↓カンボジアの遺跡・まずはここから
↓バンテアイチュマールはもう行きましたか?
最後までお読みいただきありがとうございます。