「コーケー遺跡へ自力で行く!」の後半です。
前回はシェムリアップからスラヨン村、そしてコーケー遺跡へ行くまでをご紹介いたしました。
つづいて、この記事ではスラヨン村がどんな様子だったか食事はどうだったか、またシェムリアップまでの帰り方をまた実体験をもとにお届けいたします。
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目次
①「スラヨン」の様子(コーケー遺跡もよりの村)
最初にまとめてしまうと、いかにもカンボジアの田舎の村といった感じです。
非常に小さな村で、徒歩でだいたいのところは回れます。
村の真ん中をとおる64号線以外は未舗装の赤土の道です。
高い建物や豪華なビル等もなく、木造の家が多かったです。
村全体に静かな感じで、外国人もほぼ見かけることはありませんでした。
とはいえ人々が住んでおりますので学校や病院、市場など、生活に必要なものはひととおりありそうです。
1、市場
村の真ん中あたりに住人の生活の要である市場がひとつあります。
そこは賑わっており地元のカンボジアの人たちのまさに生活の一部となっている雰囲気でした。
お昼ごはんはこの市場で食べて、ごはんとおかずで$1.25でした。
何かを干して乾燥させています。
最近はシェムリアップでも見なくなってきたCD・DVD屋さん。
店のおばちゃんが、がっつり寝てますね。すがすがしくなるくらいです。
市場では一度だけNGOのボランティアっぽい中国人を見かけました。
宿は前回の記事で最初に見つけたゲストハウスが市場のすぐ近くにあるので、立地的にはこちらのゲストハウスの方が便利かもしれません。
2、超ローカルなカラオケ屋
「コーケー遺跡」の観光も終わり、時間があったので観光にまわってもらったバイタクのおっちゃんに「他に何かおもしろいところないの?」と聞くと、カラオケがあるというので興味本位に連れて行ってもらいました。
この村の雰囲気からあまりネオン輝くKTVみたいなのは想像できないなーと思いつつ。
到着すると案の定ごく普通の民家でした。
「おっちゃんの友達の家じゃないの?」と思うくらい(笑)
部屋の一室にソファとカラオケセットがありそこでカラオケを楽しむようでした。
まさにファミリー用のような…
※写真はイメージ画像ですが、こんな感じでした。↓
残念ながら全く入る気にならなかったので、丁重にお断りさせていただきました。
「他に何かないの?」と聞くと「ない。」と言われたのでおとなしく宿に戻ることにしました。
②スラヨン村で食事
歩き疲れ部屋で仮眠をとっていると気づけば夜の8時。
雨もしっとり降っており、もう外は暗くなってます。
夕食を食べに外に出ようと思いますが、宿の前から見渡したところ全く何もない。
とりあえず歩き出すことにします。
ミーチャー(カンボジア風焼きそば)くらいあるだろうと思ってたのですが、何も見つからない。。
1、ポーンティアコーンとシェイク
その先でやっと見つけたのが「ポーンティアコーン」(孵化しかけのアヒルの卵)屋さん。
シェイクと一緒にいただきました。
初めて夕食のメインディッシュにポーンティアコーンでした。
でもここのシェイクがめっちゃ美味しかったんです!2杯いただきました!
ジャックフルーツにカボチャとタロイモ(写真左)みたいなのを混ぜてるそうです。
ポーンティアコーン3個とシェイク2杯で2ドルでした。
2、暗闇とイヌ
食べ終わると外は本格的に真っ暗です。21時すぎくらいです。
さらには帰り道の周りには犬がうようよしています。本気で怖かったです…
屋台のおばちゃんに「あの犬たち大丈夫ですか?」といちおう聞いて
「大丈夫だ」というので、勇気をふりしぼって宿まで歩いて帰りました。
教訓:田舎村では早めに物事はすませておきましょう。
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③シェムリアップへの帰り方
1、バスと乗り合いバン
これも行きしと同じでバスと乗り合いバンがあるようです。
バスの場合はこの村からは出発していないので、来た時とは逆にシェムリアップ方面へ向かうバスに途中乗車します。
2、宿手配の乗り合いバンで帰る
私はゲストハウスのおばちゃんに尋ねたらシェムリアップまでの乗り合いバンを手配できるとのことだったので、そのままお願いしました。シェムリアップまで片道3.75ドル(15000R)でした。
出発は朝の6:30amです。
私は乗客の一人目らしく予測に反して(行きしにピックアップが来ないってことがありましたんでね)朝6:30ちょうどにゲストハウスまで向かえに来てくれました。
途中で人を乗せ、乗客は全部でドライバーと地元カンボジア人2人と私だけでした。
カンボジア人2人も客という感じではなくて親戚か仕事仲間みたいなそんな感じ。
道の途中で何回も荷物を受け取ったりしていました。おそらく配達業で成り立っているのでしょう。
あまりキレイな車ではありませんでしたが、人数も少なかったのでまずまず快適でした。
シェムリアップ到着後は、はじめプサールーの近くで降ろされそうになりましたが、
雨も降っており私がごねていると、最終的にはオールドマーケットまで連れて行ってくれました。
オークンチュラウン!
シェムリアップまでは途中で車の修理などもして合計で3時間くらいで到着でした。
④実際に掛かった費用
1、コーケー遺跡へ自力の旅、1泊2日
- $6 バス(シェムリアップからスラヨン村)
- $8 ゲストハウス1泊
- $10 バイタク(コーケー遺跡観光)
- $1.25 バイタク(スラヨン村巡り)
- $3.75 乗り合いバン(スラヨンからシェムリアップ)
- $4 食費
合計 【 $33 】
以上、いかがだったでしょうか。
スラヨンの村はほんと何もなく、やることもないのでツアーで行った方がよいかと思います。
自力で行きたい人はできれば簡単なカンボジア語は覚えて行った方がベターです。
前半の行き方に関しての記事はこちらをどうぞ↓
コーケー遺跡はこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございます。