さて本日は海外で起こるトラブルのお話です。
もちろんトラブルに遭わないように警戒・注意するのが一番ですが、100%で防ぐのは難しいですよね。
そこで万が一、自分の身にふりかかった時をイメージして対策を練っておきましょう。
この記事ではもし海外で盗難などにあって無一文になった場合のことを考えていきます。
最後に対応策からおススメの送金方法もご紹介いたします。
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目次
①海外で無一文になったらどうする
もしあなたが海外で盗難にあったらどうしますか?
その際、盗まれたものの中に現金やクレジットカードも全て入っていて無一文になったらどうしますか?
想像したことがありますか?
現地に知人もいない、銀行の口座も持っていない。
帰れるまでの間どうやって生き延びればよいのでしょう。
いっしょに頭の中で想像しながら考えていきましょう。
※前半いくつか方法を挙げますが、おススメは後半なので時間がない方は「③日本から送金してもらう」から読んでください。
②現金の入手法を考える
1、現地にいる誰かにお金を貸りる
まっさきに思いつきやすいのがこの方法ですね。
頼みやすいのは同じ日本人の旅行者の方でしょうか。
もしくは現地で働いてる日本人とかですね。
ただ仕事をしている人は貸してくれるとしても個人的になるでしょうから、お店(仕事場)で頼んでも相手に迷惑も掛かるし難しいでしょう。
なかなか見つからないかもしれませんが、必死で探せばおそらく誰か貸してくれる方がいるでしょう。
ですが、やはり知らない人からお金を借りるのは個人的にはあまりおススメできません。
なぜなら頼む方も頼まれる方もやっぱりいい気がしないからです。
トラブルもなく海外旅行をめいっぱい楽しんでいるときに、急に知らない人から
「お金を失くして困っています。少しお金を貸してもらえませんか?」
なんて言われたら、貸しても貸さなくてもどっちを選んでもちょっと暗い気分になりませんか。※どっちを選んでもっていうところが大変ですよね。
私も自分が旅をしていたころ、数日間いっしょに行動していた人から「お金を貸してほしい」と言われたことがあります。
その時は自分の持ち金にまったく余裕がなかったので、申し訳ないけど断りました。
それからもいっしょにご飯を食べに行ったのですが、やっぱり変なわだかまりというか、ちょっと空気がずれてしまったような感じが残るんですよね。
無一文なったらそんこと言ってられないかもしれませんが、では他の方法も考えてみましょう。
2、手元の所持品を売る
とりあえず持っているものを売って現金に替えようという方法です。
この方法も難しいのが、買ってもらえる相手を見つける必要があることです。
一般の人を相手にすると上記と同じような雰囲気になってしまう可能性が高いです。
正式にお店で売るとなると、買い取ってくれるお店を見つけなくてはなりません。
見知らぬ外国の土地では大変です。
カンボジアの場合で考えると、スマホはわりと売りやすいでしょう。
小さな中古電話ショップが街中にたくさんあります。
ただ日本の携帯の場合だと、いろいろ契約があるのでややこしかったり面倒くさいかもしれません。
また、もし売れても金額は期待できないでしょう。
3、大道芸でお金を稼ぐ
日本だとあまり考えられないかもしれませんが、道端で大道芸をして小銭を稼ぐという方法です。
「私、他人に見せれる芸なんて持ってない!」っていう方。
案外と勇気を持ってやってみたら小銭が入る可能性はあります。
ただし国による部分も大きいです。
国民がチップの習慣を持っているところがいいですね。
カンボジアでは厳しいかもしれません。
特に道端に物乞いをしている人達がいるような環境で外国人がやるのはおススメできません。
もし大道芸(のようなもの)をやる場合はただの恥さらしにならないよう、見せ方や場所は考えましょう。
ちなみに私はオーストラリアに住んでいたときに、道端でギターの弾き語りをして小銭を稼いでいたことがありました。
決して他人に聞かせられるような上手いわけじゃないですよ。
ただ慣れぬ海外生活でギターが弾きたくなっただけ。
それでも小銭を入れてくれる人がいるんです。
まさにチップ感覚ですよね。(チップの感覚がなかった私は小さなカルチャーショックを受けました。)
話がそれましたが、どうしようもなくなったら試してみる価値はありです。
上手くなくてもいいんです。下手でも何かやってさえいれば入れてくれる優しい人がこの世界にはいます。
4、日本の知人にカードで払ってもらう
日本にいる家族や友人にとりあえずインターネットで予約ができて、クレジットカード払いが可能なものだけでもお願いする。
ホテルなどはネットで予約可能なものが多いので、これで寝床だけは確保できます。
5、現地で仕事を探す
現地で日雇いや短期バイトのように一時的に働いて、現金を取得しようという作戦です。
仕事が見つかればいいですが、なかなか難しいでしょうね。
可能性があるのは海外のゲストハウスなどで、労働力を提供する代わりに宿泊代無料で食事つきという制度を設けている宿もあります。
こちらはタイミングが良ければ見つかるかもしれません。
ただし、実際に働けるのは日程などを決めずに長旅をしている人だけになりますね。
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③日本から送金してもらう
1、現地の銀行口座がなくても送金できる
日本から送金してもらうことも頭に思い浮かぶかと思いますが、「現地の銀行口座をもってないから無理」なんてあきらめていませんか?
銀行の口座がなくても日本から送金して現地でお金の受け取りができるシステムがあるんです。
今回伝えたかったのはここからです!
なぜなら私も以前は口座がないと送金できないと思っていたからです。
注意点は日本で送金に協力してくれる人が必要となることです。
2、ウエスタン・ユニオン(Western Union)の国際送金サービス
黄色のカラーが印象的なウエスタンユニオン。
このウエスタンユニオンの国際送金サービスを利用すると、送金側・受け取り側ともに口座は必要なく送金することができます。
何よりこのサービスの素晴らしいところは日本から送金後、数分で着金・受け取りが可能になることです。
まず日本の送金する側は、本人確認書類・マイナンバーカード(通知カード)・手数料が必要になります。
あとは送金が完了すれば海外にいる受け手に必要な情報を送ります。
主に日本では大黒屋やトラベレックスジャパンなどが取扱いをしているようです。
事前に登録がある人はコンビニからでも送金可能なようですね。
受け取り側はもちろん、受け取るための取扱店が必要になるのですが、シェムリアップにもウエスタン・ユニオンの看板を掲げているお店がいくつかあります。
※ただ以前にシェムリアップのウエスタンユニオンのお店は受け取りできないと聞いたことあるんですよね…
もし無理な場合はその他の銀行「ACLEAD BANK」や「PPCB BANK」でも取り扱いが可能のようです。こちらは各銀行のホームページで確認ができます。
3、パスポート送金
パスポートの番号を使って送金できるシステムです。
銀行を経由しての扱いです。
私もパスポート送金は名前を知っているだけで詳しくないので、気になる方はご自身で調べてみてくださいね。
ただウエスタン・ユニオンの国際送金サービスの方がたぶん楽だと思います。
以上、いかがだったでしょうか。
きっと他にもいろいろと方法はあると思いますが、今回私が思いついたものをザクッと紹介させていただきました。
困ったときや緊急用の情報はできるだけ事前に集めておくに越したことはないですからね。
くれぐれも無一文にはならないようにお気をつけください。
↓私が以前にベトナムのハノイで財布を盗まれたときのお話
最後までお読みいただきありがとうございます。