旅行者にとってはあまり馴染みのない街であろう「シソポン」。
しかしカンボジアの交通の面ではとても重要なところに位置している街です。
隣国タイとの国境ポイペトと、トンレサップ湖の北「シェムリアップ」と南「バッタンバン」を結ぶちょうど分かれ道にあります。
そんなシソポンの街の中心部の街歩き観光の様子をご紹介いたします。
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①シソポン観光
シソポンは旅行者にとって馴染みがないように、これといった有名な観光スポットがありません。
西へ行くとは「ポイペト」、北は「バンテアイチュマール遺跡」、東は「シェムリアップ」、南へ行くと「バッタンバン」がありますが、どちらに行くとしても片道1時間以上かかります。
街の中心部は地図で見ると三角形のかたちをした場所があります。
この三角形は実際に歩いてみると分かりますが、十分に徒歩でまわれるくらいの小さな広さです。※この記事ではその三角形のあたりを中心に書いています。
ちなみに「シソポン」の呼び名はいろいろあるようで、「スレイソポン」、「スヴァイ」、「バンテアイミエンチェイ」(シソポンを含める州の名前)などとも呼ぶようです。
現地をフラフラしてみた感覚では「スヴァイ」という言葉を出すのが一番伝わりやすい印象でした。
②シソポンの宿
シソポンにも宿はたくさんあります。
インターネット上の予約サイトにはまだあまり出ていないようですが、三角の中心部だけでもゲストハウスなら10軒くらいはありそうでした。※大きなホテルは見かけませんでした。
実際に宿泊したゲストハウスや見かけた宿のことを別記事で詳しく書いておりますので、以下の記事をご参考ください。
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③シソポンから遺跡観光へ
シソポンから北へ約60㎞ほどあがったところに「バンテアイチュマール」という遺跡があります。
千手観音のレリーフが有名で、見ごたえのある大きな遺跡です。
シェムリアップから「バンテアイチュマール」までの日帰り観光ツアーなどもでています。
↓バンテアイチュマール遺跡についてはこちら
④シソポンでの食事
シソポン街中では旅行者を見かけることもほとんどないので、外国人向けっぽいレストランも見かけませんでした。
市場やローカルレストランや屋台などが中心で、ぽつぽつとエアコンも効いたオシャレなカフェのような今時なお店ができ始めてるといった雰囲気でした。
上の写真はお昼に食べた「クイティウ(5000リエル)」
下は夕食で食べた「フライドライス(5000リエル)」
シソポンでの夕食はお店が閉まるのも早いので、はやめに食べた方がよさそうです。
他には屋台コーヒー2500リエルなど。
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⑤大きな公園広場
シソポンの中心部には大きな公園のような広場があります。
写真奥にはプノンスヴァイにABA銀行が見えてますね。
何気にバスケットゴールがあったり、南には「バンテアイミエンチェイ博物館」なる建物(閉まってた)もありました。
公園の北側はナーガの綱引き像で囲まれています。
末尾の阿修羅さん(?)、顔がなかなかすごいことになっています。
とても広々としていて気持ちのいい公園なのですが、昼間はなんせ暑い…
数少ない日陰をさがして、場所をゲットしなくてはなりません。
⑥市場や像・街中写真
なんてことない街中写真です。
↓街の真ん中にあるシソポン市場。
カンボジアの街に市場は欠かせませんね。
↓南の角に立っている女性の大きな像。
コーヒー屋台のおばちゃんに誰か聞いたんですが忘れてしまいました。
↓大きな車の看板。
交通のかなめとなる街だからか、街の規模のわりには走ってる車の数はもちろん車関係のお店もよく目につきました。
↓インターナショナルスクール
あとインターナショナルスクール、英語学校もいように多かったです。
何ででしょう?徒歩圏内に何軒あるんだってくらい。
⑦プノンスヴァイ
街の北西に「プノンスヴァイ」という小高い山があります。
山の東側へ回ると登り道をひとつ見つけたので、上まで登ってみることにしました。
車・バイクの人は右の道から、徒歩の人は左手にある階段を上っていけます。
※階段は一分くらいで登れる短いもので、ここに来るまでにちょっと坂道を歩きます。
上へあがると寺院のようになっており、お坊さんたちが生活していました。
このワニの口から顔を出してるおじさんはいったいどういう状況なんでしょうね!?
食べられてるわけでもなさそうだし、まるでワニの着ぐるみに包まれているようです。
上からはシソポンの街を一望することができます。
そんなに高いところまで登った気はしなかったのですが、なかなか良い景色でした。
⑧シソポンの夜
シソポンの夜は早く、夕食を食べようと19時半くらいに外に出ると市場まわりの中心部はほぼ真っ暗でした。※通常の街の22時半くらいの様子。
食べ物屋もぜんぜん見当たらないので、公園の方まで歩くとライトアップされていて人が集まっていました。
カップルや友達同士でまったりしている人たちや、散歩している人、サッカーやローラースケートで走り回ってる子供たち、とてもいい雰囲気です。
公園の南側には屋台が立ち並んで、プラスチックの椅子に座って地元の人たちがご飯を食べていました。
このあたりはレストランもまだ数軒営業していたので、ここで夕食を食べました。
日が沈むとともに街が落ち着き、涼しくなった公園で思い思いに過ごす。
とても健康そうないい街だな~と思いながらの宿への帰り道。
バイタクのドライバーから夜のあやしい勧誘もありました。なのでそういう場所もあるのはあるようです。
以上、いかがだったでしょうか。
これといったほどの見どころはありませんでしたが、旅の道中でふらっとひと休みするのもいいんじゃないでしょうか。
↓シェムリアップからシソポンへ
最後までお読みいただきありがとうございます