アンコール古代の王道沿いにある「Banteay Ampil Temple」
観光客もほとんど訪れることのないマイナー遺跡のひとつ。
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①Banteay Ampil Temple
「Banteay Ampil Temple」(បា្រសាទបន្ទាយអំពិល)はシェムリアップ中心部より北東へ約40㎞の場所にあります。
「アンコールワット」から「大プリアカン」まで伸びる古代の王道沿いに位置しており、建設時期は12世紀とみられています。
ちょうど「チャウスレイビボル遺跡」と「ベンメリア遺跡」の間くらいです。
市内中心部より離れており、アクセスもあまりよくないので観光客もほとんど訪れません。
②赤土の古道
「古代の王道」沿いにあるのですが、この「古代の王道」、
現在は未舗装の赤土の細道がひたすら続くのです。
おそらく車やトゥクトゥクは無理だと思います。
行くならバイクですね。(元気な人は自転車?でも)
マイナー遺跡とあって見落として通り過ぎないようにゆっくりと注意深く進んでいたのですが、意外と遠いんですよね。なかなか着かない。
まだかまだかと進んでいたらなんとご親切に案内の看板が立っていました。
さすが2023年です。
でもここより有名であろうひとつ手前の「チャウスレイビボル」はまだ看板もなかった…
入場料は特になくアンコールパスのチェックもなかったです。
というよりもこの看板から遺跡内も含め人ひとり会わなかったです。
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③崩壊の進んだ隠れた小規模遺跡
案内看板より小道を北へ少しすすむと、木々の間に見えています。
僻地にひそむ隠れ遺跡感があっていいですね。
かなり崩壊具合はすすんでおり、あちこち瓦礫の山があり、
建物も斜めに傾いていたりします。
樹木とも仲良く共存しています。
レリーフ・彫刻類は盗難による削り取りか、なくなっているところがけっこう多かったです。
デバターを観察するのがけっこう好きなのですが、デバターの彫刻はひとつも見つからずでした。
規模はそんなに大きくなく、全部で15分くらいで見て回れる広さでした。
以上、いかがだったでしょうか。
名前についているAmpil ←「អំពិល」はタマリンドの意味があり「タマリンド寺」??と思ったのですが、どうもタマリンド以外の意味もあるようなので違う意味かもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。