突然ですが、カンボジアでは停電がしばしば起こります。
お友達やSNSなんかで見聞きしたことがある方もいるんじゃないでしょうか?
知らない外国の土地で急に停電したら怖いですよね、不安な方も多いと思います。
この記事ではカンボジア・シェムリアップの停電についてご紹介いたします。
事前にかるく頭に入れておくだけでも、安心できるんじゃないかと思います。
※ここ数年で改善され、近年では停電が起こる回数はかなり減ってきています。
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①停電の続く時間、頻度
停電といっても5分くらいで戻る時や何時間も続く場合もあります。
通常は数十分くらいであれば戻ります。
頻度はまちまちで何カ月も起こらないときもあれば、
毎日のように細かく停電する場合もあります。
※一度起こるとしばらく起こりやすい日がつづく気がします。
以前は特にイベント時には電気の使すぎか夕方や夜に停電することが多かったですね。
1、水も止まる場合
停電といっても止まるのは電気だけではありません。長時間になると水も止まります。
※これが悲惨さを倍増させる理由です。(エアコン、扇風機も使えず暑い上にシャワーまで浴びれなくなる)
カンボジアでは井戸水を使っているところと地下水を使っているところがあるのですが
下から引き上げるためにモーターを使っています。
モーターの力で引き上げ大きな水のタンクに一度ためます。
最初のうちはタンクに水が溜まっているので大丈夫なのですが、
停電すると次の新しい水を引き上げる電力がないのです。結果、水が止まります。
②カンボジアの電気調達先
1、電力の輸入
カンボジアでは国内生産の電気量ではまかないきれず、
近隣諸国のタイやベトナムから電気を輸入・送電しています。
そのためかカンボジアでは電気代が非常に高いです。
水道代なんかはめちゃくちゃ安いのに、電気代は日本とあまり変わりません。
数年前にはタイからの送られてくる間のケーブル・電柱に問題が発生し
3日ほど止まったこともありました。
※なかなか悲惨でした。サバイバルのようでした。
ある宿では入り口のロビーの地面で寝てた人もいたようです。
(もちろんエアコンもファンも動かないためロビーの地面の方が涼しい)
2、発電機
カンボジアでは停電の発生率が高いため、
高級ホテルやレストランでは自社で発電機(ジェネレーター)を持っているところが多いです。
※安い所では所持していません。こいうところに宿泊料の差が出ます。
発電機を所有していないレストランではロウソクを出してくれます。
ある意味ロマンチックな雰囲気になりますね。
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③計画停電
事故的なものだけでなく、計画停電が行われるときもあります。
そうゆう場合は事前にお知らせがある場合もあります。
ただこそっと行われるので自分から情報収集してないとなかなかわかりません。
停電は地域ごとに起こる場合もあればシェムリアップ全体的に停電する場合もあります。
噂では観光客が集まるパブ・ストリート周辺やお偉いさんが住む地域は比較的停電が起こりにくいそうです。
④停電時の対策、事前想定
1、まず停電を想定しておく
停電が起きたらどうなるのか、事前に想定しておきましょう。
単純に明かりがなくなる以外にどうなるか
- エアコンが止まる。
- ファンも止まる。 → 暑い
※猛暑の日は大変です。 - wifiも使えなくなる。
- スマホの充電もできなくなる。
※wifiが使えなくなるので、まわりの状況を調べたりSNSも使えなくなります。
オフラインでできるゲームなんかをやっているとそのうち電気がなくなり充電もできなくなります。 - ホットシャワーも水シャワーになる。
※シャワー中に停電が起きるときもあります。
スマホなり明かりの代わりになるものを持っておきましょう。
2、対応・対策
停電を個人で防ぐことは不可能なので、どうしても我慢できない人は発電機を常備してそうな施設を利用しましょう。
とりあえず大事なのは慌てず落ち着いて対応することです。
イライラしてもどうにもなりませんので、事前に想定しておき割り切ってやり過ごしましょう。
3、現地カンボジア人の反応
地元カンボジア人は慣れっこで、停電が起こっても、「またか」といった具合です。
基本的にみんななす術もなくひたすら待ちます。
電気が戻った時には小さい子供や近所の人とともに「やったー」なんて喜んだりしています。
停電用にロウソクは必需品とように家庭に用意されていますね。
以上、いかがだったでしょうか。
長々と書きましたが、
近年では発生度はかなり減少しており、長時間停電に出くわすことはめったにないです。
慣れてない方はビックリするかもしれませんが、慌てず対処しましょう。
これもカンボジア旅行の思い出の一つとしてポケットに入れて持ち帰ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。