ある日どこかから、
「カンボジアの在住外国人に無料のアンコールパスが配られる」という噂が流れ始めました。
「もらえたら嬉しいけど、まさかね。あくまで噂っぽいよな～」
と思っていたら、本当の話になりました。
スポンサードサーチ
①在住者向けのスペシャル・アンコールパス
スペシャル・アンコールパスを簡単にまとめると以下の通り。
- 取得条件：カンボジアに２年以上滞在した外国人
- 内容：1年間有効なアンコールパス（料金は無料、何度でも入退場できる）
※スペシャル・アンコールパスの申請受付が始まったのは2022年9月初旬ごろ。
※通常のアンコールパスに加え「コーケー遺跡群」も入場可能。
↓通常のアンコールパスの情報・使用できる遺跡はこちらを参考ください。
②スペシャル・アンコールパスの申請方法
無料のスペシャル・アンコールパスは「Angkor Enterprise」の以下のページから申請ができます。
入力項目は多くありませんが、基本的な個人情報のほかに以下のものが必要になります。
- 3か月以内に撮影した顔写真
- パスポートと二年分以上のビザの写真
※オンライン申請なのでPDFやJPGなどの画像データでアップロード。
スポンサードサーチ
③スペシャル・パスの使用方法
スペシャル・アンコールパスは登録したメールアドレスに、画像データとして送られてきます。※もしくは上記の登録したサイトからもダウンロードできます。
受け取ったらその画像データをスマホなどに保存しておきましょう。
あとはチケットのチェックポイントでその画像を見せればOKです。
※わざわざ印刷して持ち歩いたりする必要はありません。
④不明なところ
スペシャルパスの申請に関して個人的に不明なところ。
※どこかに書いてあるのかもしれませんが。
- パスの申請に期限があるのかどうか。
（早く申請しとかないとスペシャル・パスの配布は終了するのか。） - 取得できるのは一人一度きりなのか。
（4年滞在してたら2回取得できるとか。来年になったらもう一度取得できたりとか。）
【追記】スペシャルパスどうやら2年目更新できるようです！ - 2年滞在のビザは進行形のものや、マルチプルのビザはどうなのか。
（過去の使い切ったビザのみなのか。観光ビザやマルチプルなど短期の合計でも2年あればOKなのか。）
スポンサードサーチ
⑤実際に申請してみた
私は実際2回スペシャル・パスの申請をしました。
1度目の申請
一度目はパスの申請受付が始まってわりとすぐに申請しました。
このときは申請ページにビザの写真をアップする箇所がひとつしかなかった（複数選択できたらしい）ので、とりあえず1年分だけアップして申請してみました。
すると翌日ちゃんと却下されてました。
すぐに申請しなおそうかとも思いましたが考え直し、ずっと申請していませんでした。
（※特にアンコール遺跡の方へ行く予定もなかったし、パスが取得できるのは一人一回キリなのかもしれないしと思うと、行く予定ができてから取った方がいいな～と。）
このときはリクエスト番号は130番代でした。
2度目の申請
今月の「クメール正月」に申請しました。
そろそろスペシャル・アンコールパスの配給が急に打ち切られることもあるかもしれないし、久しぶりに正月に「アンコールワット」行きたいな～と思って申請しました。
ほとんど一緒なのですが申請ページが以前より少し改善されており、ビザの写真をアップする箇所に「複数枚アップ可能です。」と注意書きが増えてました。
同じように1枚だけアップして申請する人がけっこういたのでしょうね。
クメール正月初日の14日の夜11時頃に申請したら、翌日の15日の朝10時ごろには承認されスペシャル・アンコールパスがメールで届いていました。
寝て起きたらスペシャル・プレゼントが届いてたようで、まるでクリスマスのような久々の懐かし嬉しい気分になれました。ありがとうございます。
今回のリクエスト番号は9500代でした。
おそらく今までに約1万人の方がこのスペシャル・アンコールパスを申請したのでしょうね。
⑥アンコールワットの写真
最後におまけ。
そのスペシャル・アンコールパスで行ったアンコールワットの写真。
↓行き道は渋滞渋滞。
↓西側の外堀には「アンコール・ソンクラン」の電飾。
↓2023年クメール正月バージョン。
↓アンコールワット前はハート型に折られた色とりどりの紙でいっぱい。
↓上から見ると「❤」と「ខ្មែរ」の文字になっているそうです。
以上いかがだったでしょうか。
このスペシャル・アンコールパスの配布はコロナによってダメージを受けた観光業の賑わいを取り戻すための一環だったと思います。たぶん。
在住者にとっては嬉しいプレゼントとなりました。
↓普通のアンコールパスに関してはこちら。
↓何度行ってもやっぱり「アンコールワット」はいいですね～大好きです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
