みなさん「Wing」ってご存知ですか?
チキンウイングじゃないですよ、マンガのタイトルでもないです。
カンボジアの街を歩いてるといたるところで、下記画像のような明るい緑色の看板・お店を見かけることかと思います。
これがカンボジアでの「Wing」です。
この記事ではそんな鮮やかな緑色看板の「Wing」とは何ぞや?というのをご案内いたします。
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①カンボジアで大人気の「Wing」
「Wing」は簡単に言えば電子マネーです。送金や決済ができます。
カンボジア発祥の会社で、非常に気軽に使えて便利なためカンボジア国内で大人気となっています。
街中のお店の数が物語ってますよね。
電話番号さえあれば、簡単に利用ができます。
急速にスマホが広がり、電話大好きなカンボジア人にばっちり当てはまったということでしょう。
今ではかなり田舎の方でも「Wing」のお店を見かけます。
②Wing Card・口座開設
Wingには銀行のようにカードが作れます。
自分の口座のようなものですね。
ただし口座といいましても大したものではありません。
非常に簡単に作れます。
口座開設に必要なもの
- 電話
- パスポート(カンボジア人はIDカード)
- 開設料金($2.5)
以上です。
時間も10分くらいで作ってくれます。
私が行ったときはプロモーション中で$2.5も必要ありませんでした。
街中の「Wing」のお店で作れるのですが、新規で作る場合は作れるお店と作れないお店があります。
私はシバタ通り沿いのホイキアンという両替所で作ってもらいました。「プリンス・ダンコール・ホテル」の隣のところ。他にも3,4件回りましたが、小さい所はほとんど作れないようですね。
デザインもかわいくなかなか気に入っております。
何気にアンコールワット入りです。
ちなみに通帳手帳みたいなものはありません。
またこの自分の口座・カードは必須ではありません。
なくてもWing自体の利用は可能です。
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③送金
おそらくこの送金がWingで最も利用されているシステムかと思います。
送金・受け取りは自分のWing口座がなくても利用できます。
※自分の口座がある場合は手数料が安くなるメリットがあります。今回は口座がない場合の送金方法をご案内いたします。
必要なもの
- お金
- 自分の電話番号
- 受取人の電話番号
以上です。
お店に行き、小さな紙に上記を記入しお金を渡せば送金してくれます。
パスワードナンバーのようなものが書かれたレシートを渡されますので忘れずに受け取りましょう。
送金には手数料が必要になりますが、$1前後です。(金額による)
あとは受取人にそのパスワードナンバーを伝えれば完了です。
受取人は自分の電話とそのパスワードナンバーを持ってお店に行けば受け取れます。
送金側・受け取り側ともに口座を持っていれば、お店まで行かなくても
電話操作だけで送金が可能です。
カンボジア人は田舎に住んでいる両親への送金に利用したりもするようですね。
③支払い
Wingを通しての各種オンライン決済も可能。
使用できる会社はまだ限られていますが、どんどん利用可能店舗は増えて行っているところです。
公共料金から、保険、映画館、バスチケットまであります。
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④Wingアプリ
Wingには専用のアプリもあります。アプリの使用には口座が必要です。
もちろん無料アプリで、各種送金、決済、電話のチャージなどができます。
⑤スマホ・SIMカードへのチャージ
Wingからスマホ・SIMにチャージすることができます。
これが非常に便利です。
※私がWingを利用している一番の理由です。
通常カンボジアでは売店などでスクラッチカードを購入し、
そこに書かれた長いコード番号をスマホに入力してチャージしていました。
それがアプリ使用しますと、スマホでピピッっと操作をすれば一分もかからず必要な時にチャージができるのです。
カードをわざわざ買う必要もなければ、スクラッチを削って長い番号を入力する必要もないです。
電話番号をえらんで、金額をえらんで、自分で決めたWingのPINコードを入力すれば即チャージされます。通信会社によって違うようですがCellcardの場合$0.25から利用できます。
完了すると確認のSMSも届きます。
ちなみに自分の番号以外にもチャージすることが可能です。
⑥注意!口座は一つのアプリ(スマホ)でしか使えません。
以前に私がすこし困った時のお話です。
使っていたスマホが故障して新しいスマホに買い換えたときに、Wingのアプリも新たにインストールしました。
そこでWingのアプリを立ち上げると「この口座は他のスマホに連携されているため使用できません」と表示がでます。しかし前のスマホは故障していて使えません。
次に「問題があればこちらに電話をしてください。」と電話番号が表示されます。
ですが、この番号がぜんぜんつながらないんです。
一日に何回もかけ、数日続けましたがいっこうにつながりません。
オートメッセージが流れるのですが、これもしっかり通話料とられます。お金がなくなったので新しくチャージしようと思ってもアプリが使えません。
電話がつながらないのでEメール、FBメールを送り、街中の店舗にもいきましたが、
どこもアプリで表示された番号に電話してくださいとの対応。。
しょうがないのでひたすら電話をかけ続けて、数日後にやっと無事つながりました。
これだけWingが浸透しているのに表示される番号が一つなんですよね。なのでなかなかつながらなかったんだと思います。
電話がつながった後はすぐに解決してくれました。
以上、いかがだったでしょうか。
みなさんもこの便利な「Wing」
短期旅行だと使う機会もあまりないかもしれませんが、しばらく滞在する時はぜひ使ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。