海外も長く住んでいると歯医者に行きたくなることもありますよね~
ってなことで、先日歯の詰め物がとれたようなので治してもらいに行ってきました。
しかし、いざカンボジアで歯医者に行くとなるとどこに行けばよいのか迷います。
近所の人に聞いてみると、なんとシェムリアップには日本人の歯医者の先生がいるとの情報を得たのでさっそくそこに行ってきました。
そのときのお話と、他のローカル歯医者の情報も少しですが合わせてご紹介いたします。
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目次
①ANGKOR JAPAN FRIENDSHIP INTERNATIONAL HOSPITAL
今回、歯の治療をしてもらったのは「ANGKOR JAPAN FRIENDSHIP INTERNATIONAL HOSPITAL」という病院。
名前にJAPANとはいってるように日本の団体が運営しているようで2017年にオープンです。
その中に歯医者も入っていました。
他にも「Angkor Kyousei Hospital」とも呼ぶそうです。
(漢字で書くとおそらくアンコール共生病院)
私が利用したのは歯科のみでしたが、総合病院的な感じで他の科もあるそうです。
保険なども使えるとのこと。(どのみち歯科は使えないようなので、今回は関係ありませんでしたが。)
病院には歯科の日本人の先生と、日本人の女性の方(看護師さん?)もおられました。
現在日本人はお二人だけだそうですが、他にも日本語が話せる中国人の先生やカンボジア人のスタッフも日本語を話せる人が多いとのことなので言葉に不安のある方にはおススメです。
料金も良心的な設定で、現地価格でやっているとの話です。
②病院(歯医者)の場所
「ANGKOR JAPAN FRIENDSHIP INTERNATIONAL HOSPITAL」はシェムリアップの中心部からは少し離れた場所にあって、空港の南の方にあります。
行き方は国道6号線を西側へずっと進んで、空港へ曲がる交差点まで来ると空港とは反対側の左手(南側)へと曲がります。
そこからはただまっすぐです。道は簡単ですね。
一度6号線まで出れば、あとは「まっすぐ二回と曲がるのが一回」だけです。
空港の南はこんなのどかな良い景色です。
空港も近いのでたまに飛行機が飛んでるのが見えます。
こんな草原のような景色の中を飛んでると、あらためて飛行機ってすごいなぁなんて感心してしまいます。
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③日本人の歯医者さんに治してもらう
それでは、歯医者に行った当日のお話です。
1、のどかな景色を眺め病院へ
のどかな田舎風景を楽しみながら進むと見えてきました。
右手に見えるのが病院です。
建物の上には日本とカンボジアの国旗が並んでたなびいています。
駐車場には救急車もとまっていました。
入り口を入ると丁寧なお出迎えをうけて、日本人だとわかると日本語で対応してくれました。
初めに簡単に名前や生年月日などを記入します。
「パスポートありますか?」と聞かれましたが、今持ってないというと大丈夫でした。
しばらく座って待っていると、「あちらへどうぞ」と呼ばれます。
歯科は入ってまっすぐのところにありました。
たまたまこの日は開いていたのですが、歯科は毎日やっているわけではないようなので事前に曜日を確認しておきましょう。
2、歯科のオープン時間
曜日: 月・火・木・土
時間: 9:00 – 12:30, 14:30 – 17:00(受付は16:30まで)
3、日本の歯医者と変わらない
部屋に入ると、日本の歯医者と同じような雰囲気でした。
ななめに倒れるイスに機器がそろっています。
先生は日本人の年配の男性の方でした。
まず歯全体のコンディションをチェックして、「ここですね。」とみごと当ててもらいました。
私の歯の症状はおそらく以前に治療した詰め物がとれた状態です。
何もしなければ痛くもないのですが、食べ物をかむと穴に挟まって痛いという感じです。
治療も日本と同じような感じでした。
口の中を掃除機のようなものですってくれる助手さんもちゃんと隣にいてくれました。
まず歯を削って、うがいして、詰め物して、終了です。
いつ詰めたのかも分からなかったです。
「いつ詰めたんですか?」と聞くと日本語で説明してもらえました。
最近の詰め物は光を当てるだけで固まるそうです。
やはり日本人の方というだけに安心感がありますね。
4、歯の治療費は$20
診察終了後はロビーでしばらく待っていると、お支払いに呼ばれます。
ロビーには無料のwifiも飛んでいました。
内容は詰め物を2カ所?(はっきり分からない)して、料金は合計で$20でした。
最後に診察券のようなものもいただきました。
次回からはカードの番号を伝えると話がはやいとのことです。
④ローカルの歯医者
参考にその他のカンボジアのローカル歯医者のお話。
1、ローカル歯医者で治療
2年前くらい前に知人のカンボジア人にローカルの歯医者に連れて行ってもらって、歯の治療をしたことがありました。
小さな個人経営の歯医者さんといった場所で、入り口の扉を開けると部屋の中に区切られた診察室がひとつだけありました。
たしか先生ひとりで助手さんとかはいなかったと思います。
そのときも詰め物をしてもらいました。(今回と同じとこかは覚えてない。)
料金は$10でした。
今思い返すと名前も何も聞かれてないし、何も記入もしてないし、レシートとかもなかった…
2、言葉の問題
こちらは最近のお話。
今回、「ANGKOR JAPAN FRIENDSHIP INTERNATIONAL HOSPITAL」に行く前にいくつかローカルの歯医者をまわってみました。
上記の2年前に治療してもらったところは今回は値上がりして$20とのことでした。
他のド・ローカルな歯医者に入ってみると意思疎通がむずかしく、雰囲気的に「NO」という感じだったのでやめました。
次に入ったのがローカルだけど、ちょっとキレイな歯医者さん。
受付で紙に基本事項を記入してから診察室まで入ったのですが、残念ながら私の言語力のなさに断念しました。
英語、クメール語ともに歯医者で使うような単語がまったく分からなかったです。
事前に少しは調べておくべきでした。
自分の言語力のなさと、ここは日本じゃないということを痛感しましたね。
あと楽観的に考えていて、歯医者さんが適切な治療法を選択してくれると思ってたのですが、「どの治療がしたい?」みたいに聞かれまして…
主に出てきた単語が「Filling(詰め物)」と「Root Canal Treatment(根管治療)」。
海外で歯医者に行くときはこの二つくらいは知って行った方がよさそうです。
他にも「endo」とか言ってましたね。
グーグル翻訳にもかけたんですが、よく分かんない日本語しか出てこないし。
料金は「Filling」が$15、「Root Canal Treatment」は$30、「X-ray」が$3とのことでした。
たぶん意思疎通がスムーズじゃないので、症状がよく分からなかったんでしょうね。
ちなみに「Filling」は二カ所あるから$30と言われました。
この歯医者も医師も私もお互いによく分からないといった雰囲気だったので、次回ということでやめておきました。
以上、いかがだったでしょうか。
「ANGKOR JAPAN FRIENDSHIP INTERNATIONAL HOSPITAL」は近所のカンボジア人も利用しているようで、「料金も高くないしおススメ」との評判でした。
ちょっと遠いけどねと。
それではみなさまお大事に。
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最後までお読みいただきありがとうございます。